特色

外来化学療法室1 外来化学療法室は、外来の患者さんに対し、抗がん剤による治療を行う部屋です。

この部屋は、外来患者さんが点滴治療を快適に受けることができるようにと願って作られた専用の治療室です。

場所は西館2階の二人室を4部屋(8床)ご用意しております。

外来化学療法室は、月曜日から金曜日と第1・3・5土曜日に開設しており、完全予約制です。

治療には2〜5時間かかりますのでゆっくりとくつろいでいただけるようにベッド、テレビ、冷蔵庫を設置しております。

外来化学療法室で治療中は常時専任看護師が配置されております。

お薬のこと、治療のこと、副作用のこと、日常生活で注意すること等についてご相談を受けていただくことができます。

また、関係職種が定期的に化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価するカンファレンスを行い、化学療法に対する知識の向上に努めております。

医師、薬剤師、看護師だけでなく、栄養科や医事課とも定期的に集まり、より安全・安心な治療を受けていただくように情報交換や連携をとっております。

利用の実際

患者さんはまず各診療科の外来を受診していただき、必要な血液検査を受け、各診療科の医師がその日の体の状態、検査結果を見て、抗がん剤治療を受けられるかどうかの判断をします。

治療が決定しましたら医師が抗がん剤の処方オーダーを行います。

薬剤科では、オーダーされた抗がん剤の量・投与方法に間違いがないかどうか確認し、安全キャビネットで無菌的に抗がん剤の調剤を行います。

薬剤科で準備された抗がん剤が外来化学療法室に届きましたら看護師が点滴を開始します。

また、医師、看護師、薬剤師以外に栄養士などの職種も専門的な観点から関わり、援助を行うように努めております。

診察から治療までの流れ

治療内容によっては採血のない日もございます。診察時に次回の予約をご確認ください。

紹介時のお願い

抗がん剤治療の適応となる患者さんがおられる場合、当該の診療科を受診していただいてからとなります。

なお、外来化学療法室ではお電話等による受付は行っておりません。

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