特色

当院の救急処置室は、24時間365日、1次救急から2次救急医療対応をしています。

年間救急車搬入数約1,400台、来院患者数は約4,200人で、時間外の緊急手術・緊急胃カメラ・緊急放射線科検査等にも対応しています。

そのような状況の中で救急病態を理解し、患者さんの状況に応じた迅速で確実な救命技術・トリアージ・病態に応じた安全なケア、そして危機的状況にある患者さん・ご家族への支援が行えるように日々努力しています。

救急処置室1 救急処置室2

地域とのつながり

当院では、BLS(Basic Life Support)とICLS(Immediate Cardiac Life Support)の心肺蘇生法の講習を開催しています。

BLSは、日本語で一次救命処置と訳され、人工呼吸、心臓マッサージによる心肺蘇生法からはじまりましたが、近年は除細動までもその範疇に入るようになりました。

ICLSは、日本語で二次救命処置と訳され、気管挿管、薬剤投与といった高度な心肺蘇生法を示しますが、心停止時のみならず重症不整脈、急性冠症候群、急性虚血性脳卒中の初期治療までを網羅したものへと進歩してきています。

ICLSは、アメリカ心臓協会(AHA)のACLS provider courseに準拠した医療従事者向けの蘇生トレーニングコースです。

ICLSコースでは、ダミー、不整脈のシミュレーターを用いて、心肺蘇生の臨床現場を再現し、アメリカ心臓協会が推奨する国際標準の方法で心肺蘇生法を身をもって訓練を受けます。

当院では、院内の医療従事者がこれらの講習を受け、日々診療現場へ活かすと共に、院外の地域の医療従事者に講習参加を募集し、地域医療の活性化に向けて邁進しています。

救急処置室3 救急処置室4
救急処置室5 救急処置室6

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